ティルソ・デ・モリナ

翁草

ティルソの戯曲『宮廷のはにかみ屋』

作者ティルソ・デ・モリナ(1583-1648)はカルデロンデ・ラ・バルカおよびロペ・デ・ベガと並び、スペイン黄金世紀演劇の<三巨匠>と称されます。この作者の『セビーリャの色事師と石の招客』および『不信...
翁草

エスプロンセーダの物語詩『サラマンカの大学生』

最近、ホセ・デ・エスプロンセーダの物語詩『サラマンカの大学生』を読みました。  エスプロンセーダ (1808-1842) はロマン主義という19世紀の新しい文学運動の典型的作家とされています。生涯を烈...
翁草

ティルソの『セビリアの色事師と石の招客』

希代の女たらしとして知られる伝説的人物「ドン・フアン」はそもそもティルソ・デ・モリナ(1579 ?-1648) のこの作品によって定着したと言われます。その後モリエールの劇、バイロンの詩、モーツアルト...