翁草ティルソの戯曲『宮廷のはにかみ屋』 作者ティルソ・デ・モリナ(1583-1648)はカルデロンデ・ラ・バルカおよびロペ・デ・ベガと並び、スペイン黄金世紀演劇の<三巨匠>と称されます。この作者の『セビーリャの色事師と石の招客』および『不...2023.05.22翁草
翁草エスプロンセーダの物語詩『サラマンカの大学生』 最近、ホセ・デ・エスプロンセーダの物語詩『サラマンカの大学生』を読みました。 エスプロンセーダ(1808-1842)はロマン主義という19世紀の新しい文学運動の典型的作家とされています。生涯を烈しい...2023.01.14翁草
翁草ティルソの『セビリアの色事師と石の招客』 希代の女たらしとして知られる伝説的人物「ドン・フアン」はそもそもティルソ・デ・モリナ(1579?-1648)のこの作品によって定着したと言われます。その後モリエールの劇、バイロンの詩、モーツアルトの...2022.04.12翁草