翁草ティルソの『セビリアの色事師と石の招客』 希代の女たらしとして知られる伝説的人物「ドン・フアン」はそもそもティルソ・デ・モリナ(1579?-1648)のこの作品によって定着したと言われます。その後モリエールの劇、バイロンの詩、モーツアルトの...2022.04.12翁草
翁草ケベードの 『ぺてん師 ドン・パブロスの生涯』 を読んで フランシスコ・デ・ケベード(1580-1645)は、スペイン文化の黄金時代を代表する作家、詩人で、この作品はいわゆる“ピカレスク小説”に属します。ピカレスク小説は日本では一般に“悪者(ないし悪漢)小...2022.01.25翁草