スペイン文学

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ベッケルの『抒情詩集』

スペインの国民的詩人であるグスタボ・アドルフォ・ベッケル(1836-1870)の『伝説集』は先にご紹介しましたが、これと並び彼が残したスペイン文学のなかでも最も人気のある詩集『抒情詩集』(Rimas ...
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アソリンの短編 『永遠』

『永遠』は1941年に発表されたアソリンの短編集『マドリード』の冒頭を飾る小品です。禁欲的なアソリンの人生観がよく表れている気がします。 私はお蔭様で今なにも必要としていない。かつては有名な作家であっ...
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ピオ・バローハの「バスク牧歌調」

懐疑主義者のバスク人ピオ・バローハ(1872-1956)はいったん医者になった後、作家に転身し、すぐれた小説を書き残しました。彼の『この世はかくの如し』は先にご紹介済みですが、ここではピオ・バローハの...
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セルバンテスの短編 『偽装結婚』

この作品はセルバンテスの『模範小説集』の中でも最も短い作品で、最後の作品『犬の対話』の序幕の役割も果たしています。1613年に発表されました。バリャドリードが舞台で、悪者小説を思い起こさせます。スペイ...
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アレハンドロ・カソーナの 『立ち枯れ』

アレハンドロ・カソーナ(1903-75)はスペインの劇作家兼詩人で、この作品は1949年に発表され、アルゼンチンやスペインで上演されたようです。原題の直訳は『木々は立ったまま枯れる』で、同作家による『...
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ウナムーノの 『トゥーラ伯母さん』

ミゲル・デ・ウナムーノ(1864-1936)は「98年世代」の中心的存在で、20世紀スペイン哲学に多大な影響を及ぼした実存主義的な思想家ですが、特異な母性愛を描いたこのような小説も遺しています。同時代...
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カルデロン・デ・ラ・バルカの『沈黙に勝るものなし』

ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカ(1600-1681)は夥しい数のコメディア<喜劇>を遺しており、そのうちの4篇はすでにこの欄でもご紹介しましたが、今回は悲劇ともいえる甘酸っぱい後味の<喜劇>です。...
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ベッケルの『伝説集』

グスタボ・アドルフォ・ベッケル(1836-1870)はスペインの国民的詩人ですが、健康と家庭に恵まれず、不遇の生涯を送った末に夭逝しました。死後に唯一の詩集『抒情詩集』を遺し、スペイン近代詩の源流とし...
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ピオ・バローハの『この世はかくの如し』

ピオ・バローハ(1872-1956)はバスク人で懐疑的な人物を描く一方でピカレスク風の作品もあります。医学を修めたのち、ひたすら小説の執筆に専念して「98年世代」を代表する作家の一人となりました。この...
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ペレス・ガルドスの『マリアネラ』

ほぼ20年近く前に一読したベニト・ペレス・ガルドス(1843-1920)の抒情性豊かな秀作『マリアネラ』を取り出し、再読しました。セルバンテス以降最高の作家とも謳われたガルドスは19世紀のスペイン写実...