翁草ケベードの 『ぺてん師 ドン・パブロスの生涯』 を読んで フランシスコ・デ・ケベード(1580-1645)は、スペイン文化の黄金時代を代表する作家、詩人で、この作品はいわゆる “ピカレスク小説” に属します。ピカレスク小説は日本では一般に “悪者(ないし悪漢...2022.01.25翁草
翁草「コルテス報告書簡」(カルロス一世国王あて)を全訳して 3月27日、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所主催「メキシコの征服者コルテス像の再考」と題するオンライン講座が行われ、私も『コルテス報告書簡』の訳者として招かれ添付のような発表を行いました。 「コルテ...2021.03.28翁草
翁草マリア・コダマ女史からのメール 旧知のマリア・コダマ女史(日系二世)から先日以下のメールが届きました。 この方はアルゼンチンの文豪ホルヘ・ルイス・ボルヘスの未亡人で、作家の没後「ホルヘ・ルイス・ボルヘス国際財団」を立ち上げ、世界に向...2020.11.23翁草
翁草機中で見たスペイン映画 3月中頃、スペインでもコロナウイルスが猛威を振るい始めたため、マドリード・成田直行便(イベリア・JAL共同運航)で急遽帰国しました。不幸中の幸いは機内で3本のスペイン映画を楽しめたことでした。 1本目...2020.07.25翁草
翁草バルガス・リョサの最新作 Tiempos recios(「激動の時代」) 新型コロナウィルスのお陰ですべての約束がキャンセルされたのをこれ幸いとバルガス・リョサの最新作 Tiempos recios(「激動の時代」)を読みました。中米のグアテマラを中心にカリブ海のドミニカ共...2020.04.12翁草
翁草サラマンカ大学での短期集中講義 元外交官、伊藤昌輝の公式サイト。メキシコ、ドミニカ共和国、アルゼンチンなど主にスペイン語圏に約30年滞在、現在は翻訳および文化交流活動を行っております。2020.03.20翁草